一人暮らしでうつ傾向。被害妄想もはじまった|ケアマネ日記

三重県志摩市の志摩市社協のケアマネ日記です。一人暮らしでうつ傾向で被害妄想がはじまったケースにこんな風に対応させていただきました。

 

一人暮らしでうつ傾向。被害妄想もはじまったケース

巡廻による安否確認

独居でうつ傾向にあったAさん。夜中に、誰かが家の中に入って来る、天井裏から誰か覗いている、近所の人が悪さをする等訴えがあった。

 

遠方在住の家族とAさんの生活状況について話し合い、関係を構築した上で、家族としての対応を一緒に考えた。
家族は、週末に訪れたり電話による安否確認を実施していただけるようになり、Aさんの生活を気にかけていただけるようになった。

 

緊急通報装置を設置し、緊急時の連絡体制を整えると共に、家族の了解を得、近隣の駐在所の警官にも状況をお伝えし、巡廻による安否確認を行っていただけるようになったことでAさんは安心感を持たれたご様子。

 

「子供らも来てくれるし、あんたも相談に乗ってくれる。駐在さんも見回りに来てくれるので安心や。」とAさんは話され、最近は、笑顔が多く見られるようになり、デイサービスでの創作活動に楽しみを見出されている。

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