認知症と徘徊・・・夜でも雨でも外へ出てしまう
三重県志摩市の志摩市社協のケアマネ日記です。認知症と徘徊・・・今回はこんなケースの対処方法についてまとめました。
家へ帰ってくることができなくなる
お子さん夫婦と同居されるSさん。最近、1人で日課である畑へ出かけても、自分の畑がわからなかったり、家へ帰ってくることができなくなったりすることがありました。
共働きのお子さん夫婦は、いつも一緒にいることができないので心配し、悩んで相談にこられました。
ご近所や知り合いに事情を話し、いざというときには協力してもらえるようにしました。
地域の見守りのネットワークに登録しました
写真を登録する。本人や家族の名前・連絡先を記載したカードを本人に持ってもらう、又は服に縫い付ける。
これで道で迷っていても自宅へ送り届けていただけるようになり、家族も安心して過ごせるようになりました。
認知症になると
- 「夜でも雨でも外へ出てしまう」
- 「外出しても自宅へ帰れなくなる」
- 「無我夢中で目的地へ行こうとする」
- 「市外でも歩いて行ってしまう」
- 「自分で助けてと言い出せない」
ことがあります。このような行動を「徘徊」と言いますが、ひとくちに徘徊言っても、何故そのような行動を取るのかは人により理由があります。
徘徊の理由を見つけて、その人に合った対応の方法を見つけていくことが大切です。
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