ブランド牡蠣の産地 的矢地区の福祉相談

 

 的矢地区の福祉相談の現状をお伝えします。
志摩水福で、水産業に福祉が連携を進めてきたのは、障がい者・ひきこもり・生活困窮者の方々の仕事を創出するという目的のほかに、もう一つの大きな理由があります。それは志摩市の過疎高齢化に付随する諸問題をなんとかできないかとの想いがあってのものでした。

 

的矢地区 民家を借りての福祉相談

 

こちらは、的矢地区の空き家を借り、生活の諸問題を相談する駆け込み寺としての機能を持っています。牡蠣作業をする人の昼食場兼休憩所になっています。

 

 この的矢地区は、毎日の生活を送る中で高齢者だけではなんとも解決がつかず、困っている姿がありました。その当時の的矢地区の懇談会では「認知症になったらここでは暮らしていけない」「将来、カキ養殖の担い手がいなくなってしまう」などの声が聞かれました。
 そこで、まずは身近な相談窓口を設けることから始め、地域の方が自然と集まり、地域のことを話し合い、困りごとをみんなで解決していく、そこには「水福」の取り組みのような新しい支援の形も組み入れていきたいと考えています。

 

福祉相談のご案内

 

そこで、地元である佐藤養殖場・鳥羽磯部漁協・外湾漁協・地元の漁業者さんたちより連携いただき、官民あわせて志摩水福の取り組みが始動しました。区長さんら地元のご尽力の結果、このような形で稼働することができました。現在は、的矢サポートセンター(民家)には2名の職員が週2日滞在し、地域を歩きながら相談に対応しています。顔を見かけたら気軽に声をかけてください。

 

この地区は、様々な知恵と行動と要素が重なって、ここまで参りましたが、ほかの地区でも、志が集まれば、始動できる可能性があり、是非ともお力添えをよろしくお願いいたします。

 

今後も皆様とともに安心して暮らせる街づくりに邁進していきたいと思います。引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

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社会福祉法人 志摩市社会福祉協議会

〒517-0214 三重県志摩市磯部町迫間955番地


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