社協ボランティアセンター
志摩市社協ボランティアセンターでは、ボランティアをしたい方とボランティアを必要としている方をつなげる橋渡しをしています。
また、ボランティアをこれから始めたい方や、すでに活動されている方のサポートを行います。
1.ボランティアとは
ボランティアとは、より豊かな地域社会を築くために自らすすんで、他の人や社会のために行う活動や活動する人のことをいいます。
2.ボランティア登録
ボランティア活動をしたい人(個人)やグループ(団体)の登録を行います。
①ボランティアの仲介
②ボランティア保険
③貸し出し物品
④助成金
3.相談
ボランティアに関する相談や問い合わせを受け付けています。
4.市内登録団体の紹介
志摩市内で活動しているボランティア団体の紹介を行います。
1.ボランティアとは
三重県社会福祉協議会が考える基本的な心構えがあります。
ボランティアの基本である4原則と8つの約束を紹介します。
その壱 自分からすすんで行動すること。(自主性、主体性)
ボランティア活動は、だれかに強制される、または義務としてする活動ではありません。そのきっかけが友人から誘われた、または行事に参加するところからはじまったとしても、自分自身の「やってみよう」という気持ちがあってこそ。そうでなければ、続きませんよね。
その弐 ともに支えあい、学びあうこと(社会性、連帯性)
社会にはさまざまな課題が存在します。そんな課題を発見し、改善していくためにみんなが「できること」を分担する、というところから活動が生まれます。一人ひとりがその課題を考え、同じ課題に取り組む多くの人たちと協力し、力を合わせて活動を進めることが大切です。
その参 見返りを求めないこと(無償性、無給性)
ボランティア活動は、個人的な利益や報酬を第一の目的にした活動ではありません。活動をするなかで、出会いや発見、感動、そして目的を達成する喜びといった「精神的な報酬」を得る活動だと考えたいですね。なかには交通費や食費などの実費を支払われる場合もありますが、それは労働の対価ではないため、無償の範囲といえます。
その四 よりよい社会をつくっていくこと(創造性、開拓性、先駆性)
ボランティア活動には、社会の中で足りない部分を補う、また課題を改善していく目的があります。そのためには従来の考え方にとらわれることなく、自由な発想やアイデアを大切にしながら、必要な方法や、しくみを考え創り出しながら前へ進んでいきます。
ボランティアといっても好き勝手にやればいいということはありません(やると決めたことは、責任を持って)。活動それぞれに約束ごとがあります。そして、人と接するときのマナーを忘れないことが大切です。難しいようですが、ボランティアの約束ごとって、こんなあたりまえのことなんです。
1)「してあげる」ではなく自分のために。
良いことには違いありませんが善意の押しつけになってしまってはいけません。自分の思い込みだけで判断し行動するのではなく、まず、何事も相手の気持ちを察してみるようにしましょう。
2) あいさつはきちんとする。
気持ちの良いあいさつは、すべての基本。仲間に対してだけでなく、利用者の方や、ほかのボランティアの方たちと打ち解けるためにも、ますは「あいさつ」からはじめましょう。笑顔であいさつができれば、ぐっと距離が縮まります。
3) 遅れるとき、休むときは連絡をする。
ボランティア活動に来るはずの人が、何の連絡もなしに来ない…これは現場の人はとても困ります(でもよくある話なのです)。受け入れる側は、人数を調整したり、仕事を準備したりしているのですから、どうしても休んだり、遅れたりするときには、事前に電話をいれましょう。連絡先の電話番号などは必ず事前確認するようにしましょう。
4) 約束・ルールは必ず守る。
自分の意思で始めたボランティア活動また相手がいる活動は、なにごとも責任がともないます。活動内容や時間、そのほか持ち物や服装、活動のルールなど、いろいろな約束事がありますが、目的のためや安全を配慮して決められたルールですから必ず守りましょう。活動で知り得た個人情報をむやみに話さないことなど、常識的なマナーもこころがけましょう。
5) 遠慮や知ったかぶりはダメ。分からないことは聞く。
最初は、どうしていいか分からなくて当たり前です。聞かずに勝手な判断で進めると迷惑をかけることもあります。分からないことや困ったことは周りの方に聞きましょう。また、活動の状況が分かるようになったら、細かな指示をされなくても、ぜひ自分が気付いたこと、できることを自分からやっていくようにしたいものです。
6) いろんな人と交流を。(おしゃべりは、ほどほどに…)
友達といっしょにボランティア活動に参加するのは楽しいことですが、ついおしゃべりに夢中に・・・という場合がよくあります。目的あっての活動ですから、場をわきまえて。また、知らない人と話すのは恥ずかしいかもしれませんが出会いの貴重な機会ですから、交流を大切にしましょう。
7) 無理なく継続できる計画を。
長続きの秘けつは無理をしないことです。自分の生活にあったペースで行動できるよう、うまく調整しましょう。また、家族などに理解、協力してもらえるように、きちんと話をしておきましょう。
8) 相手を認め立場を尊重する。
団体での活動の場合、考え方の違う人、または好き嫌いが現れてしまうのはしかたないかもしれません。でも共通の目標があってのボランティア活動ですから、それを忘れないこと。ほかの人たちとのチームワークを保ち、それぞれの事情や性格の違いを認めあうことが大切です。
以上、ボランティアの基本である4原則と8つの約束を紹介しました。何となくボランティアについてご理解いただけたでしょうか。
2.ボランティア登録について
ボランティア・市民活動団体のみなさんへ
志摩市社協ボランティアセンターの登録をおすすめします。
志摩市社協ボランティアセンターでは、ボランティア活動を支援する仕組みとして、センター登録をおすすめしています。登録は団体の活動を把握し市民や施設等から問い合わせがあったときや、団体から相談があったときの事前資料として活用します。
ボランティアセンターに登録するとこんないいことがあります。
①ボランティアの中間支援を行います。ボランティアセンターは相談者と登録団体の橋渡し役です。
例えば…
- 「ボランティアをしてみたいなあ」と市民から相談があれば、希望に応じた登録団体を紹介します。
- 書き損じハガキや使用済み切手の使い道を尋ねられた場合は、それらを集めて活動している登録団体を紹介します。
- 福祉施設から「イベントで音楽の演奏など盛り上げてくれるボランティアはいませんか」と相談があった場合、演奏や劇などが出来る登録団体を紹介します。
②保険に加入できます。ボランティア活動中に相手にけがを負わせたり、物を壊してしまったときに補償をうけることができ、安心して活動することができます。
※詳細については、“ふくしの保険”をご覧ください。
- ボランティア活動保険
- ボランティア行事用保険
- “貸し出し物品一覧”をご確認下さい
- “貸し出し物品申請書”はこちらから
- 申請等様式につきましては、“各種助成金申請・報告書”をご確認下さい
- 助成申請書の提出期限は9月末日まで。ただし、予算に達し次第締め切ります。
- 「ボランティアに興味はあるけど、どんな活動をしたいか分からない。」
- 「ボランティアをしているけど、困りごとを聞いてくれる人が居なくて不安。」
- 「来年はこんなことをしてみたいけど、予算がない。」
- 「同じ活動をしている団体と仲良くなりたい。」
- 「ボランティアをお願いしたいけど、頼める人がいない。」
日本国内における「自発的な意思により他人や社会に貢献する無償のボランティア活動」を対象とした保険
地域福祉活動やボランティア活動の一環として日本国内で行われる各種行事
③ボランティア活動に必要な物品貸し出しを行っています。
④自己資金だけでは活動を運営するのが困難な団体には、事業費に対して助成金を交付しています。
3.相談
相談やお問い合わせを希望される方は下記の問い合わせフォームからもご相談いただけます。
“問い合わせフォーム”はこちら
問い合わせ・相談例
4.市内の登録団体の紹介
志摩市社協ボランティアセンターに登録していただいているボランティア団体です。令和3年度社協ボランティアセンター登録団体
参加したい、ボランティアしてほしい等、興味のあるボランティア団体がございましたらぜひご相談下さい。相談をお伺いし、対象のボランティア団体と調整させていただきます。
※調整の結果、不調となることもございますのでご了承ください。